ガシャポン村のダメ講座
『パーツを作ってみよう』
ガシャポンに手を加えて
自分だけのフィギュアを造ってみましょう。
ガシャポンの簡単なパーツを作ってみます。

今回は、この「キャミィ」にベレー帽を作って被らせてみます。
使用する材料です。

これは「スーパースカルピー」とい素材です。
粘土みたいに、こねて造型し、オーブンで焼くと固まります。
模型店などで1800円前後で売ってます。
「スカルピー」は他にも種類がいろいろあり、
固まるとゴムのような弾力を持つ特殊なモノもあります。
ここでは普通に固まると硬くなるモノを使用します。

中身はこんな感じになってます。
粘土より硬いですが、造型はしやすいです。
ベタベタしたりしませんし、焼かない限り硬化しないので
保存は楽です。臭いもありません。
また焼く前はシンナーで溶けますので、
うすめ液を筆で塗り表面を滑らかにする事が出来ます。
焼いた後の加工もしやすい利点があります。
少しずつ足したり、表面に薄く盛ったりする事が可能です。
造型完成後の表面処理にサフェーサーや溶きパテを塗る事は出来ますが、
スカルピーは焼くので他の素材を混ぜて使う事は出来ません。
つまり、プラスチックのパーツにスカルピーを盛り、焼く事が出来ないのです。
そして、もろいという欠点があります。
細長いモノや薄いモノなどを作れるほど強度はありません。
出来る事は出来ますが落とすと欠けます。
以上が「スカルピー」の特性です。

こちらは「ファンド」と呼ばれるモノです。
キメの細かい紙粘土で造型もしやすいです。
しかし、大きさによっては乾燥時間がかかる場合があります。
そして、「スカルピー」と同じくもろいです。
また保存も乾燥に気を付けなければいけません。
それでは作業です。
今回は「スカルピー」を使用します。
スカルピーを適量取り、こねてベレー帽の大体の大きさを決めます。
後で盛ったり削ったりする作業が簡単に出来ますので
大体でかまいません。
※スカルピーは冬場の気温が低い時は硬くこね難いので、
そういう時は細かくしてビニール袋に入れ、お湯で温め軟らかくします。

ゴムの素材に盛ったまま焼く事が出来ませんので
大体の形や大きさが決まったら、
ゆっくりと形を崩さない様に剥します。
私はオーブントースターを使ってますが、
下にアルミホイル等をしいて焼いてください。
臭いはしません。
この時、絶対に目を離さないでください。
油断するとスグに焦げて炭と化します。
大きさによって焼く時間は変わりますが、
30秒〜60秒ずつ様子をみながら焼きます。
多少、焦げ目が付いても大丈夫ですが、
しっかり火を通すこともありません。
表面がなんとなく白くなったかな?程度でOKだと思います。
焼きあがりは熱い上に少し軟らかいので取り扱いに注意してください。

剥して焼いたモノです。
そんなに色が変わってないのが解ると思います。
焼きあがった後、冷めれば既に硬い状態なので
スグに作業出来ます
焼きあがったモノをデザインナイフやカッターで削ります。
サクサク削れますし、削り過ぎたらスカルピーを盛って、
また焼けばいいので作業は簡単だと思います。

造型完了したモノです。
大きいモノの場合は、この後サフェサーとペーパーがけ等で
表面処理をしますが今回は小さいのでパスしました。
左の帽子から切り取った前髪を
塗装後に瞬間接着剤で付けます。

塗装して前髪を付けたモノです。
塗装はラッカーで行いました。

完成。

被らせる頭を加工すれば、
ヘルメット等も作ることが出来ると思います。

ちなみに、この「トロン」の後髪もスカルピーで作りました。

今回の『パーツを作ってみよう』で
改造表現の幅が広がると思います。
簡単な小物を作って、キャラクターに持たせてみるのもイイと思います。
SDガンダム等の盾を作ったりする事も可能です。
neriくんのHPに私が以前、作った「シーマ専用ゲルググ」が
載っております。盾がスカルピー製です。
また、フルスクラッチも出来ます。
簡単なモノから強度の関係上、造型は限られてしまいますが
複雑なモノまでいろいろ作ることが出来ると思います。
これを見て、「これなら出来そうだ。」「私も何か作ってみよう。」と思っていただければ嬉しいです。
今回は笑いとるトコ無かった・・・・・。