ガシャポン村のダメ講座
『軟質可動素体を作ってみよう♪』
ガシャポンに手を加えて
自分だけのフィギュアを造ってみましょう(^−^)
村の画像掲示板でふぃ〜坊さんが紹介された改造方法を
こちらにまとめました(^−^)
※画像と文章を一部、加筆修正しております。

画像は、樹脂粘土(すけるくん)製ガシャサイズ軟質可動素体です。

ボディは、スクラッチするほどの技量なぞ持ち合わせていないので
適当な素立ちポーズの水着ボディ(Vカラシでモールド修正済み)を
型想いで型取りし、アクリル絵具で調色した樹脂粘土で複製しました。
製作過程の都合で、腕は別々に複製を作り針金を通して胴体に繋げ直してあります。

あ、頭はしーぽん(バンダイHG)、ボディ元型は月島瑠璃子(ユージン箱物)
服はミクロシスターエルのものを使ってます。
なお、試作品なので全身は作っておらず、膝下はシスター素体を使ってます。

当初はラバースカルピーを使って何度か試作してみたのですが
結局思い通りの仕上がりにならないので、すけるくんに変更しました。
黒山さんのシリコン製素体ほどの柔軟性はさすがにありませんが
中に針金を仕込んであって上の画像の程度までなら曲がります。

今回使った道具と材料です。
すけるくん(樹脂粘土)、針金(ステン製0.7mm)、
アクリル絵具(ジョンブリアンと白を使用)、
ブリスター玩具についてる針金、スパチュラ、
型想い×2、3mm程のプラランナー(ガンプラのでOK)
あと、ピンバイスやニッパーなどのツールと、
原型となるガシャフィギュア(素立ちポーズがベスト)を用意します。
以下、作業手順です。
1.まず型を作ります。

型想い(購入時は板状のものが3枚入ってます)の3枚をグツグツ煮て2つのブロックに分け、
原型となるガシャフィギュアの前面と背面の型を取ります。
先に背面の型を取り、冷えて完全に固まってから前面の型を
被せるようにして取ると後で剥がし易いです。
同様に、板2枚を使って腕パーツの型(前・後面)を取ります。
なお、原型につかうガシャフィギュアのモールド修正は、村の講座を参考にいたしました(^^)
2.次に、粘土の調色です。

適量の樹脂粘土にアクリル絵具をごく少量乗せ、よくこねて色を混ぜ合わせます。
手で直にこねるより、ラップの中でこねるほうが手も汚さず、ゴミも付きにくいです。
この作業に関しては、いくつか留意点があります。
●樹脂粘土の特徴として、混ぜた直後よりも乾燥後の方が色が濃くなりますので、
作りたい色よりも若干薄めになるように調節しながら色を混ぜます。
●絵具を乗せて混ぜ合わせるまでに時間を掛けすぎると、
絵具のみが乾燥して色の粒子が粘土の中で粒状に残ってしまうので、
絵具を乗せたら速やかに混ぜ合わせます。
●すけるくんは乾燥すると透明度が増しますので、不透明にしたい場合は白の絵具を混ぜるか、
別売りのすけるくんブレンド用粘土を混ぜるかしてください。 |
3.調色した粘土を型に詰めます。

適量を取り、スパチュラ等を使って隙間ができないように押し込みながら
前・背面の型に粘土を詰めます。
このとき、股から腿にかけての部分は中心部を凹ませて薄めに詰めておきます
(理由は後で説明します)。
腕パーツの場合は、小さいパーツなのでボディパーツのように前後に分けたりせず、
片方の型に多めに粘土を詰め、もう一方の型を上から押し付けて貼り合せます。
4〜6時間も経てば型から外せるようになりますので、
取り外した後貼り合せの際に生じたバリをニッパーで切り取るなどして形を整え乾燥させます。
ボディパーツは乾燥するまで時間がかかるので1〜2日放置します。
余った粘土はラップで包み、ジップロックなどに入れて保存しておきましょう。
ちなみに、すけるくんは乾燥すると10%〜15%ほど収縮しますので
腕もボディも、
原型に使ったパーツよりも若干肉細に仕上がります。
4.粘土が乾燥したのを見計らって、型からパーツを剥がします。
無理に剥がそうとすると型に粘土片がこびり付いて
ボディ表面がボコボコになるので注意してください。
取り外した直後は型に接していた面が半乾きの状態なので、
表面の色が乾燥して均一になるまで待ちます。
欠損部や皺が目立つようなら、その部分に余った粘土を盛って型にはめ直してください。
(このとき、極少量の水を粘土に混ぜて盛ると、食いつきがよくなります)
5.関節となる針金を準備します。

見た目が特に気にならなくなったら、前面と背面のパーツを貼り合わせる作業に入ります。
その際、関節として間に針金を画像のように配置して挿むのですが、
股から腿に当たる部分は針金の角度調整が難しいため、
ガイドとして用意したプラランナーに針金を挿しておきます。
(ランナーは1mmピンバイスで穴を開けておきます
)
腿の部分を凹ませておいたのは、これを挿む空間を確保するためです。
首から背中にかけての針金の配置

首から背中にかけてはブリスターフィギュアによく使われる針金を再利用して配置します。
6.ボディパーツを貼り合わせ、形を整えます。

余った粘土を使って両面のパーツを貼り合わせたところ(色合いが違っています)
関節となる針金を配置したら、糊代わりに保存しておいた調色済みの粘土を適量敷き詰め、
型に両面のパーツをはめたままグッと力を込めて押し貼り合わせます。
貼り合わせたパーツを型から取り出し、中の粘土がはみ出したところ(バリ)を
ニッパで切り取ったり、隙間が出来てるところに粘土を詰めたりして、全体の形を整えます。
この作業に入る頃には、粘土表面がすぐ乾いてきてパーツが剥がれてくるところが出てくるので、
その場合は木工用ボンドを塗って貼り合わせてやります。
(※あまり塗り過ぎるとその箇所が硬くなります)
また、乾燥済みのボディと後から詰め直した粘土との色味が違ってきたときは、
一旦ボディごと水に浸けて表面を軽く慣らしてから再乾燥させると色合いが均一になります。
8.腕パーツを繋げます。

ボディ・腕ともに完全に乾いたら7で作った腕パーツに針金を通して、
左画像のようにボディパーツに繋げます。
予めピンバイスでパーツに穴を開けておくと、針金を通し易くなります。
接続部となる肩口の凹凸はナイフやニッパーで形を整えておきます。
この部分に使う針金はブリスターフィギュアに使われる針金を代用してもOKです

なお、腕パーツに針金を通すときは、
完全に乾き切る前に作業するほうが奥まで挿し込み易いです(^^)
9.膝下パーツを差し込みます。

腿に挿んでいたプラランナーを抜き、ナイフで接続部の形を整えて、膝下パーツを差し込みます。
今回はスペーサー(プラランナー切り出し)をかましたマテシスター(白)の膝下パーツ
を使いました。
ランナーを抜くことで股関節周辺に空洞が出来るので、腿の可動域にも余裕が出きます。
パーツが裂けているところは後で粘土を盛り直します。
10.お好みの頭部を載せて、完成です☆

各部に針金を仕込んであるので、いろんなボーズが取れます。
画像のは、指の間に極細の針金を挿し込んでピースサインを出せるようにしました♪

とまあ、だいたいこんなところですが、、、
材料や道具は通販などですぐ揃いますし、作業自体にもそれほど難しいところはありません。
その気になれば、もっと完成度の高いものを、皆さんも作れると思いますよ☆(^^)
ちなみに、3の型取り作業の画像でボディと腕の型の色が違うのは、
腕に使った型想いが古いタイプのものだからです。
現在出回っているのはボディ型に使った透明なタイプのものですので、
ちゃんと型が取れているかチェックし易いと思います(^^)
画像は、某バイク雑誌グラビア風ポーズ(笑
すけるくん(樹脂粘土)を使って、可動の干渉が少ない軟質の装甲や服、
曲がるロングヘアーやツインテールなども出来そうですね(^−^)
さあ、貴方も
自分だけのオリジナルフィギュアを作ってみてはいかがでしょうか?