「ミラクルボンバーX」
〈前回までのあらすじ〉
街の平和を陰から守る正義の使者。
それが秘密戦隊「ミラクルボンバーX」である。

悪の組織、来栖川重工の野望を叩き潰すために
今日も闘い続けるのだ。
がんばれ!まけるな!ミラクルボンバーX!
第19話「新兵器G-1スーツ登場」
今日も今日とてボンバーV。
緊急会議のため段平から収集が、かかったある日・・・・・・
坂下「こっちは年末のバイトで忙しい身なんだ。」

坂下「あまり大した用でもないのに呼び出してほしくはないな。」
志保「あんたはバイクあるんだからいいじゃない」

志保「私なんかチャリンコよ。キコキコこいで来るんだからね!」

坂下「バイク買えばいいじゃないか。」
志保「私に似合うカッコイイバイクが無いのよ!」
坂下「カッコイイって・・・?」
志保「こういうのがあれば欲しいんだけどなぁ〜♪」

坂下「・・・・後ろに乗っているのは誰だよ」
坂下「それなら、俺はこうゆうのが欲しいな」

志保「それ子供用だから、あんたには乗れないわよ」

志保「そんな事よりあんた、あのいかがわしいバイトをまだやってるの?」
坂下「いかがわしいバイト?」

志保「裸の踊り子のバイトよ」
坂下「遊園地のアトラクションのバイトをやってただけだ」

坂下「裸で踊ったりなんかしてないぞ」
志保「坂ちゃんはイイ体してんだから、私に任せればバッチリ稼げるのになぁ」
坂下「何がバッチリなんだか・・・」

志保「私が悩殺ポーズの指導してあげるわ、どう?」
坂下「断わる。」
坂下「・・・・・で、呼び出したおっちゃんはどこだ?」
志保「まだ来てないわよ」
『我々は量産型マルチに対抗すべく
遂にアシモフ以上のメカを開発した!』

志保「って、丹下のおっさんが息巻いてたから
もうすぐ来るんじゃない?」

坂下「また訳の分らないメカなんだろうな、きっと・・・。」

志保「もしかしたら、デッカい戦闘ロボットを作ったのかもよ♪」
坂下「どうせ乗るなら、こういうロボットの方が好きなんだけどな。」

志保「あんたソレ、どうやって乗り込んだのか説明しなさいよ。」
志保「それに、そんなロボットじゃあマルチにも勝てないわよ」

志保「せめてこれくらいの装甲騎兵じゃないと
来栖川重工のメカには太刀打ち出来ないわ」

坂下「ふむ、装甲騎兵か・・・。」
坂下「それなら『坂下デイジーカッター』が強いぞ」

志保「あんた、そのチンケなメカに物騒な名前付けてるわね・・・。」
坂下「人工AI搭載型だから志保にも簡単に操縦出来るぞ」

志保「私は、あんたの脳内ロボなんかに乗りたかないわよ!」
坂下「すごい強い装甲騎兵なのに・・・。」

志保「そんなに乗せたきゃ、
おっさんにN2兵器持たせて来栖川重工に突撃させなさいよ。」
坂下「それはスゴイな・・・・。うん。凄過ぎる。」
志保「・・・・・・。」

段平「集まったようだな。」
志保「遅いわよ。」
坂下「今日は何だ?」
段平「対来栖川用の最新スーツのプロトタイプが完成した。」
段平「今日はそれを試着してもらう。」

坂下「シッポは無いんだろうな?」
志保「坂ちゃん、しっぽにこだわるわね。」
段平「今回の最新スーツには今までに無い画期的なシステムを摂り入れた。
それには2人のコンビネーションが重要なカギとなる。」
段平「で、志保はコレを着ろ。」

志保「何よコレ、来栖川ロボットの服じゃないのよ」
段平「ああ、工場から1着かっぱらって来た。」
坂下「正義の味方が、かっぱらいかよ。」

段平「新システムは、なんたらかんたらフィードバックが激しいから
その服を着ないと命に関わる。」
志保「・・・・・よく解んないけど、凄いシステムなのね。」
段平「で、坂下はコレを着ろ。」
志保「あら、今回はまともなカッコウじゃない☆」

坂下「・・・・コレ、まともか・・?」
志保「とても似合ってるわよ♪」
坂下「おっちゃん、このスーツ、重過ぎて一歩も動けないぞ。」

段平「ああ、システムを起動させないうちは、ただの鉄の塊だからな。」

段平「志保、そのコントロールシステムを持ってくれ。」
坂下「・・・・・・・何だかオチが読めたぞ。」
段平「コネクト接続完了。コンディション・グリーン。」
志保「セットアップ!セーラー坂ちゃん参上〜♪」

坂下「だ、なんてカッコウさせんだ!よせ、バカ!
志保「うーん、イマイチ色気と媚びが足りないわね・・・。」

坂下「媚びなんかいるかぁ!」

段平「やはり根本的な部分に問題があるかのぅ・・・?」
坂下「作る前に気付けアホぉ!」
志保「脳殺M字開脚〜♪」
坂下「やめろ志保!動かすな!大事なトコが裂けちゃうからぁー!」
−−−− こうして街の平和は守られていくのだ。 −−−−
ミラクルボンバーXの死闘はまだまだ続く。
闘え!ミラクルボンバーX!
負けるな!ミラクルボンバーX!

ちなみに「坂下デイジーカッター」は理論上、無敵である。
実用されたら恐るべき兵器になったであろう・・・。(柴犬談)